雛人形を飾る場所について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
家の中でどこが最も適しており、どこを避けた方が良いのか気になるところです。
子供たちの未来の幸せを願いながら、適した場所に雛人形をきちんと飾ることは、とても大切なことです。
この記事では、雛人形を飾る場所と避けるべき場所、そして最適な方角について解説します。
雛人形を飾る場所は?
雛人形はどこに飾るのが良いのでしょうか?
飾るおすすめの場所:リビング
家族が一緒に時間を過ごすリビングは、雛人形を飾るのにぴったりの場所です。
その理由は、以下です。
- 雛人形は女の子の健康と幸せを願う象徴です。リビングに飾ることで、その願いを家族みんなで共有できます。
- 雛人形は、直射日光、湿気、ほこりを避ける必要があります。リビングはこれらをコントロールしやすく、雛人形を保護するのに適しています。
- 雛人形は、一年中飾っても良いとされており、リビングならインテリアの一部としても楽しめます。
飾るおすすめの場所:和室
リビングに次いでおすすめなのが和室です。
和室は雛人形の日本の伝統的な美しさをより一層引き立て、湿気が溜まりにくいので保存にも向いています。
マンションやアパートの飾るおすすめの場所は?
マンションやアパートではスペースが限られているため、小さいサイズの雛人形を選ぶことが多いでしょう。
直射日光を避けられる場所、例えばテレビ台や書棚、キャビネットの上などが適しています。
雛人形を飾るのを避けた方がいい場所
雛人形を飾る際、避けた方が良い場所について考えてみましょう。
飾るのをさけるべき場所:玄関
特に避けるべき場所として、玄関が挙げられます。
その理由は複数あります。
- 玄関は風水的に運気が入ってくる場所とされていますが、雛人形をそこに置くと運気を吸収してしまうと言われています。
- 玄関に飾った人形は、良いエネルギーの流れを妨げ、結果として家庭内の和を乱す可能性があるとされています。
- また、玄関は出入りが頻繁にあるため、雛人形がホコリを集めやすく、それが劣化や汚れの原因となります。
飾るのをさけるべき場所:寝室
寝室も雛人形を飾るのに適さない場所として考えられます。
その理由には以下のものがあります。
- 雛人形は女の子の健康や良縁を願う象徴であるため、寝室に置くとその願いが妨げられると言われています。これは、寝室がより個人的な空間であるため、雛人形にとってもポジティブなエネルギーが流れにくいと考えられるからです。
- 特にベッドの近くに雛人形を置くと、睡眠中の人の良いエネルギーを吸収してしまうとも言われています。
- 雛人形は湿気やカビに敏感で、寝室では空調や掃除が行き届かないことが多いため、雛人形の保持には適していないとされます。
雛人形を飾るのに最適な方角はどこ?
雛人形をどの向きに飾るかは、その願いを叶える上で重要なポイントです。
最適な方角
雛人形を飾る際、一般的には東南が良いとされています。
理由は、風水の観点から東南方向が「木のエネルギー」が強いとされており、木は成長や前進を象徴しているからです。
雛人形は女の子の成長と幸福な結婚を願うためのもの。
そのため、東南向きに飾ることで、これらの願いが実現しやすくなると考えられています。
東南が難しい場合は、南向きや東向きも良い選択肢です。
南は「火のエネルギー」を持ち、活力や情熱を象徴します。
また、東は成長や発展を促す「木のエネルギー」があります。
これらの向きに設置すると、元気な成長と幸せな愛情を願うことができます。
飾るのを避けたほうがいい方角
一方で、北向きや西向きは避けた方が良いとされています。
北は「水のエネルギー」が強く、寒さや陰気を連想させるため、成長や愛情に負の影響を与える可能性があると言われます。
西は「金のエネルギー」であり、厳しさや冷たさを象徴するため、これもまた望ましくない効果をもたらすと考えられています。
【まとめ】
雛人形を飾る場所は、リビングが最も適しています。
家族が一緒に過ごすことが多いこの場所は、共有の思い出を作るのにも、また湿気やホコリから雛人形を守るのにも理想的です。
雛人形を飾る際には、東南の方角を向かせることが望ましいです。
これだけ気を付ければ、雛人形を問題なく飾ることができますよ。
飾る場所と方向をあらかじめ決めておけば、後からの移動に伴う手間を避けられるでしょう。