チワワが成長するにつれて毛色が変わることをご存じでしょうか。
チワワはもともと様々な色の毛の子がいて、成長に伴い色が変わりやすいと言われています。
たとえば、子犬の頃にはレッドやホワイトだったチワワが、成犬になると異なる色合いに変化することがよくあります。
この記事では、チワワの毛色がどんな状況で変わっていくのか、変化のタイミングや人気のカラーについて詳しく解説します。
チワワの毛色の種類は？
チワワは、毛色のバリエーションが豊富な犬種です。
毛色は、大きく分けて3つのタイプに分類されます。
単色（ソリッドカラー）
ソリッドカラーとは、チワワの毛色が１色だけの毛色のことを言います。
ソリッドカラーには、以下の毛色があります。
- クリーム
- レッド
- ホワイト
- フォーン
- イザベラ
しかし、ソリッドカラーであっても、ときどき顔の辺りなどにすこしだけ違う毛色が混じっている子もいます。
２色（パーティカラー）
パーティーカラーは、基本の色にもう１色を加えた２色の毛色のことを言います。
パーティカラーでは、ホワイトがベースになることが多いです。
代表的なカラーパターンには、ブラック＆ホワイトやチョコタン、ブラックタンなどがあります。
パーティーカラーの特徴は、ワンちゃんの身体に２色の毛色が様々な模様をつくりだし、多様なパターンを楽しめる点にあります。
３色（トライカラー）
３色(トライカラー)とは、基本的な2色に「タン」と呼ばれる特徴的な模様が加えられた毛色のことです。
この模様は特に眉のような部分に現れることが多く、例としてブラックタンとホワイトの組み合わせがあります。
このトライカラーのタンがチワワの顔にかわいい表情をつくりだすので、チワワ愛好家たちに人気のカラーです。
チワワの人気カラートップ7
- ブラックタン
- クリーム
- ブラック＆ホワイト
- レッド
- ホワイト
- チョコレートタン
- ブルータン
チワワを飼おうと思った時「どんなカラーの子をがいいかな？色々あって選べない！」と悩むのもチワワを飼う楽しみの１つです。
単色から3色まで、さまざまな組み合わせの毛色のチワワがいます。
ブラックタンは一番人気がありますが、単色のレッドやホワイトも人気が高いカラーです。
チワワ毛色はレッドやホワイトへ変化するの？
チワワは他の犬種と比較して、毛色が変化しやすい犬種と言われています。
たとえば、元々ホワイトの毛色のチワワが成長するにつれてクリーム色になることや、レッドの色が茶色に近くなることもあります。
チワワの成長と共に毛色の変化を楽しむことができる犬種です。
実際、ブリーダーでさえチワワの毛色変化に驚かされることがあり、血統書に記載する色について悩むこともあるそうです。
チワワの毛色が変わることを知っておけば、飼い主はその子の成長と共に毛色の変化を楽しむことができます。
チワワの毛色の変化はいつ頃から起こる？
先ほどは、チワワの毛色が変わることを解説いたしました。
そして次にその変化が実際にいつ頃から起こるのかを解説します。
通常、チワワの毛色の変化は2年以内にみられることが多いです。
子犬から成犬への成長過程で変化がするのでは？と思いがちですが、実際には成犬になった後に毛色が変わることもあります。
ホワイトからブラックへと急激に変化することは稀ですが、長期間をかけて徐々に毛色が変わるのは珍しいことではありません。
フォーンは変化しやすい毛色
ブリーダーでも予想しづらいチワワの毛色変化ですが、「フォーン」は変化しやすいカラーと言われています。
フォーンはレッドよりも薄く、クリームよりも濃い茶色をしています。
小さい頃は鼻先が黒いフォーン色のチワワも、成長するにつれて黒みが減り、より明るい茶色に変化することがよくあります。
フォーン色が変わることはほぼ確実ですが、同じフォーン色でもそのワンちゃんによって色の変化の度合いは異なります。
例えば、フォーン色の兄弟チワワがいても、一方はより濃い茶色になることもあれば、もう一方はより薄い茶色になるなど、個体差が出ることがあります。
まとめ：チワワは成長毛色の変化に関する要点
チワワには多くの毛色があり、色合いや模様はそれぞれ違っています。
そのため、全く同じ毛色や模様を持つチワワを見つけるのは非常にまれです。
さらに、チワワは成長すると毛色が変化することがありますが、これは毛色が大きく変わるというよりは、毛の濃淡や模様がゆっくりと変わっていきます。
このような変化はチワワを飼う上での魅力の一つです。
迎えた時と色が変わってしまっても、それを愛犬の個性として受け入れ、愛情をもって接してあげましょう。
