小さな体で活発に動き回る姿がかわいい小型犬は、飼いやすくて人気があります。
しかし一方で、大型犬と比べると、小型犬はよく吠えるというイメージがありませんか？
小型犬すべてがよく吠えるわけではなく、犬種やその犬の性格によって吠える子もいればあまり吠えない子もいます。
もちろん飼い主側の感じ方も千差万別です。
「思ったよりもよく吠える」と感じる飼い主もいれば、「なぜうちの犬はこんなに吠えるんだろう？」と悩む人もいますし、「我が家の犬はあまり吠えないけど、これが普通なのかな？」と考える人もいます。
この記事では、飼いやすいと評判の小型犬種の中でも比較的吠えない５犬種を紹介します。
小型犬を迎える際の参考にぜひご活用ください。
小型犬の犬種を選ぶときの重要なポイント
小型犬を選ぶ際、それぞれの飼い主の生活スタイルや好みによって、重視すべき点は変わってきます。
愛犬との将来を想像し、どんな共同生活を望むかを考慮することが重要です。
- 愛犬とアクティブに外出を楽しみたい
- 自宅で愛犬と一緒に穏やかに時間を過ごしたい
- 日中家を空けることが多いのでおとなしくお留守番できる子がいいわ
- マンションや住宅密集地ではあまり吠えない子がいいな
見た目と犬種だけで選ぶと、後になって自分の希望していたものと違っていたということにもなりかねません。
これは飼い主にとっても、犬にとっても良いことではありません。
自分の生活パターンにマッチする犬種を選ぶことが、幸せなペットとの共生につながる鍵となります。
小型犬はよく吠えると言われるのはなぜ？
小型犬がよく吠えるというイメージがありますが、その背景には歴史的な理由があります。
犬は昔から人間の狩猟や家畜管理の手伝いをしてきました。
例えば、狩りでアナグマを見つける手伝いや、羊の監視など、人間の活動を支える役割を果たしてきたのです。
小型動物の狩猟に使われる犬種では、特に吠えることが重視されて育てられることが多かったです。
これは、周りに警戒を促したり、獲物を角逐する際の重要な行動だったのです。
このため、小型犬は大型犬に比べてよく吠えると言われています。
しかし、全ての小型犬がよく吠えるわけではなく、比較的吠えない犬種もいます。
吠える犬種であっても個体によって性格は様々です。
犬が吠えることを自然な行動として受け入れることが大切です。
小型犬の飼いやすい吠えない5犬種！
実際にまったく吠えない犬種はいませんが、一般的な犬種と比較して比較的無駄吠えが少なく、飼育がしやすいと言われている小型犬種はいます。
この記事では、そんな比較的吠えない小型犬種の中から、特におすすめの5犬種をご紹介いたします。
パグ
パグは、しわしわの顔立ちと頑丈な体型を持つ犬種です。
運動量はそこまで多くなく、知らない人や予期せぬ音に対しても緊張しないため、飼い主にとって飼いやすい犬種と言えます。
また、吠えることがあっても、声が高くないので気になりにくいです。
ボストンテリア
ボストンテリアは、目立つ大きな耳と短い鼻が特徴の犬種で、短毛のため抜け毛が少なく飼いやすいと言われています。
元気でやんちゃな性格を持ちながらも、賢く落ち着きがあり、室内では静かにすごします。
無駄吠えが少ないので、鳴かない犬種を探している方にぴったりです。
マルチーズ
マルーズは、甘えん坊で時には独占欲を見せることもあります。
飼い主への愛情が深く、感受性が豊かです。
普段は、特に危険を感じない限り、過剰に吠えることはありません。
キャバリアキングチャールズスパニエル
キャバリアは、優しく平和な性格で、他の人や犬に対しても攻撃性が低い犬種です。
忠実で人懐っこく、触れられることを好むため、吠えることが少ないです。
子供や高齢者がいる家庭にも安心して飼育できる犬種です。
狆
狆は、陽気で社交的な性格を持ち、愛嬌がありながらも高貴な雰囲気を持つ日本原産の犬種です。
飼い主に深い愛情を注ぎ、膝の上でくつろぐことや、楽しませることを好む性格です。
吠えることが少なく、いたずらも少なめで、犬の飼育が初めての人にもおすすめの犬種です。
まとめ：飼いやすい吠えないおすすめな小型犬種
様々な小型犬の中から、飼いやすくて吠えない犬種を選ぶことは、新しい家族を迎え入れる際にとても大切です。
小型犬を選ぶうえで覚えておくべきは、「全く吠えない犬種はいない」ということ。
自分の生活環境や犬を迎えた後の生活を想像し、どの犬種が自分に適しているかを考えることが重要です。
あなたと新しい家族となる愛犬が、幸せで楽しい時間を共に過ごせるよう、ぴったりの犬種を選んでください。
