お好み焼きは、家庭での楽しい料理タイムにぴったりのメニューで、老若男女を問わず人気があります。
ホットプレートやフライパン一つで手軽に作れ、さらに片付けも簡単なので、休日の忙しい時にもおすすめの料理です。
でも、作ったお好み焼きを翌日のお弁当に入れるべきか悩んだことはありませんか?
冷めても美味しのかと気になったり、お弁当に合うかどうか考えたりすることもあるでしょう。
しかし、実際には冷めてもお好み焼きは美味しく、お弁当にも最適です。
忙しい朝のお弁当準備をもっと楽にするため、ぜひ前日に作ったお好み焼きを上手に活用してみましょう。
ここでは、翌日も美味しく食べられるお好み焼きのお弁当のコツをご紹介します。
お好み焼きをお弁当に持って行くための前日準備
お家でお好み焼きを作る際、意外と多めに作ってしまうことがあります。
その理由の一つは、お好み焼きが主に小麦粉でできており、見た目にはそれほどでもないように見えても、実際にはかなりの満腹感を与えるからです。
結果、計画よりも多く余らせてしまうことがよくあります。
そんな時、余ったお好み焼きを翌日のお弁当へと活用することで、朝のバタバタとした時間を少しでも節約できる上に、美味しい昼食を楽しむことができます。
重要なのは、お好み焼きを美味しく保つための前日の適切な保存方法です。
お弁当用のお好み焼きの上手な保存法
お弁当に入れるために余ったお好み焼きをどのように保存すればいいか、その方法を見ていきましょう。
食材がダメになるのは避けたくありませんか?
お好み焼きが余るケースとしては、既に焼いたものが余る場合と、まだ生の状態の生地が余る場合が考えられます。
焼きあがったお好み焼きが余った時は、まずは冷まし、お弁当箱に収めやすいサイズに切って、タッパーや皿に入れてラップをかけ、冷蔵庫で保存します。
一方、生地が余った場合は、前日に小さめに焼き上げておき、同じように冷ましてからラップをして冷蔵庫に入れます。
注意点
お好み焼きを翌日温める際は、中までしっかりと加熱する必要があります。
加熱が不十分だと、食品が腐りやすくなる恐れがあります。
また、熱いうちにすぐにラップをすると、蒸気が凝縮して水滴となり、お好み焼きがベチャベチャになってしまいます。
そのため、20分から30分程度かけてしっかりと冷ますことが重要です。
冷蔵保存していないお好み焼きをお弁当に用いることは避け、常に冷蔵での管理を心掛けましょう。
また、生地は冷蔵庫で保管しておけば翌日に焼くことも可能ですが、前日に事前に焼いておくと朝の支度が格段に楽になりますし、余計な洗い物も増えません。
このため、前日に焼いておくことをおすすめします。
前日に作ったお好み焼き、お弁当で美味しく保つ方法
前日に準備したお好み焼きをお弁当に持って行く際、気になるのはどうやって鮮度を保つかですね。
美味しく食べるためには、当日の加熱が大切です。
使える設備に応じて、加熱の仕方も変わってきます。
職場や学校で電子レンジが使える場合、お好み焼きを冷蔵庫から出して直接お弁当箱に詰めればOKです。
ただし、ソースは加熱すると焦げる可能性があるので、温めた後にかけるようにしましょう。
ソースを別の容器に入れたり、持ち運びやすいようにラップで包んだりすると便利です。
お弁当が傷まないように、保冷剤を使うのも一つの方法です。
電子レンジを使えない場合は、冷蔵されたお好み焼きをフライパンでしっかり加熱してください。
加熱した後にソースをかけ、お弁当箱に入れれば、持ち運び中も鮮度を保てます。
かつお節がお弁当のお好み焼きの水分対策になる
お弁当に入れた前日のお好み焼きが、時間が経つにつれてキャベツの水分でべちゃべちゃになることは避けたいですよね。
お弁当であっても、お好み焼きを美味しく味わいたいです。
そこで、お好み焼きから出る水分を上手に吸収してくれる食材の使用がおすすめです。
特に、お弁当用のお好み焼きに最適なのがかつお節です。
普段お好み焼きにはトッピングとしてかつお節を上に乗せますが、お弁当の時は一工夫。
かつお節を下に敷くことで、お好み焼きから出る余計な水分を吸い取り、味を損ねることなく美味しく保つことができます。
また、キャベツを細かく切ることで、最初から水分が出にくくすることも効果的です。