壁紙のカビの落とし方|カビの原因と掃除方法、予防する方法も解説

壁紙のカビの落とし方|カビの原因と掃除方法、予防する方法も解説 くらし
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壁に目をやると「これは汚れ?」と思った経験はありませんか?

近づいてみれば、実はカビだったということも。

普段から部屋をきれいにしていても、壁の手入れはつい忘れがちですよね。

そうこうしているうちに、いつの間にかカビが生えてしまっているなんてことも。

カビをこれ以上広げたくないからこそ、しっかりとした清掃が必要です。

この記事では、壁紙にできたカビをきれいに掃除する方法と、カビを防ぐための対策を解説します!

壁紙にカビが!原因は何?

壁紙にカビが!原因は何?

カビが好む環境条件は、以下です。

  • 温かい気温(20度以上)
  • 湿度が高い(70%以上)
  • 栄養素がある(ホコリなど)

これらの条件が揃うと、特に湿度と温度が高い梅雨の季節や、結露がしやすい冬場にカビが生えやすいんです。

また、洗面所や脱衣所、トイレのように、一年中湿度が高く温度も比較的に暖かい場所は、カビが繁殖しやすいんです。

カビは胞子を空気中に放って、新しい場所でまた育っていくんですね。

壁紙のカビが健康へ与える影響

壁紙のカビが健康にどんな影響があるんでしょうか?

カビは適した環境で育ち、見えない胞子を大量に空気中に散布します。

これらの胞子は目には見えないため、普段はその存在を意識することはありませんが、実際には呼吸を通じてこれらを吸い込んでしまっています。

また、カビはダニを引き寄せる原因にもなるのです。

これらの胞子やダニによってアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、特に小さな子どもがいる家庭では、注意が必要です。

壁紙のカビの落とし方

壁紙のカビの落とし方

健康を守るため、壁紙のカビは早めに掃除しましょう。

カビが少ない場合

【準備するもの】

  • 市販のアルコール除菌剤や壁紙向けカビ取り剤
  • メラミンスポンジ
  • 使い捨てOKなタオル
  • ゴム製の手袋
  • 防塵用マスク

【掃除方法】

  1. 換気を良くするために窓を開けます。
  2. ゴム手袋とマスクをつけます。
  3. メラミンスポンジを切り、消毒液やカビ取り剤を染み込ませます。
  4. 壁紙のカビを優しくこすり、損傷しないように注意しながら清掃します。
  5. 清掃後、消毒液を含ませたタオルで壁を拭き、カビのない部分も清掃して予防します。

市販のアルコール除菌剤の代わりに、エタノールや酢、重曹を使っても良いです。

カビが多い場合

【準備するもの】

  • 漂白剤
  • 使い捨てOKなタオル
  • 古い歯ブラシ
  • ゴム製の手袋
  • 防塵用マスク

【掃除方法】

  1. 換気を良くするため窓を開けます。
  2. ゴム手袋とマスクを装着します。
  3. 漂白剤を少量、壁紙の目立たない所に試し塗りして変色テストをします。
  4. 変色しなければ、カビのある部分に塗布します。
  5. カビが取れにくい場合、歯ブラシで軽く擦ります。

これでダメなら、プロに依頼するか壁紙の張り替えが必要です。

新しい壁紙を選ぶ際は、防カビ仕様のものがおすすめです。

壁紙のカビを予防する方法

カビが最初に現れた時期には取り除くのが容易ですが、長期間そのままにしておくと、壁紙の深部にまで浸み込んでしまい、取り除くのが困難になります。

時間が経つと定着してしまったカビは、普通の清掃では除去しにくくなります。

ですから、カビが生えることを予防するための対策が大切になります。

カビを避けるためには、カビが好む条件を作らないことが重要です。

カビが好む条件とは、暖かく(20度以上)、湿度が高い(70%以上)、そして栄養源がある(例えばホコリ)環境です。

これらの条件を避けることが予防につながります。

  • 換気を良くして、室内の空気を新鮮に保ちましょう。
  • 結露やその他の水分は、すぐに拭き取りましょう。
  • 壁のホコリを定期的に掃除して、カビの栄養源を取り除きましょう。
  • 定期的にカビが生えていないかをチェックしましょう。

これらの予防措置を実施することで、壁紙にカビが生えるリスクを減らすことができます。

壁紙のカビはすぐに対処しよう!

壁紙にカビが生えてしまうと、時間が経つほど除去が難しくなります。

そのため、できるだけ早く見つけて対応することが大切です。

日常の掃除をしながら壁もチェックし、カビの初期サインを見逃さないように心がけましょう。

家に小さな子どもがいる場合は、カビがアレルギーや喘息の原因になり得るため、特に気を配る必要があります。

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