「これって5センチくらいかな?」と感じる場面は、ふだんの生活の中でもよくあります。
でも、定規やメジャーをいつも持ち歩いている人は、あまり多くないですよね。
そんなときでも、身の回りのものをうまく使えば、5センチの長さをだいたいで知ることができます。
この記事では、家や学校、会社の中などで目にするものを使って、かんたんに長さを確かめる方法をご紹介します。
むずかしいことは一切なし。
子どもから大人まで誰でもできる内容になっているので、ぜひ気軽に試してみてください。
5センチを身近なアイテムで実感するコツ
「定規がないけど、今すぐ5センチを知りたい!」ということって、意外と多いですよね。
そんなときは、毎日目にしている道具や体の一部がとっても役に立ちます。
たとえば、お金や電池、カードなど、すぐ手に取れるものを使えば、定規がなくても5センチをだいたい測ることができます。
この章では、そんなアイデアをいくつか紹介していきます。
どれも今日から使えるものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【方法①】10円玉と500円玉を並べて測る
まずおすすめしたいのが、お財布の中に入っている10円玉と500円玉を使う方法です。
この2つのコインは、それぞれの直径がだいたい2.35センチと2.65センチあります。
この2枚をまっすぐぴったり並べると、合計5センチになります。
手で持って並べるときは、コインの間にすき間ができないように気をつけましょう。
小さなズレでも、長さがちがってしまうことがあります。
ちょっとしたことですが、正しく測るためにはとても大切なポイントです。
以下に、硬貨のサイズをまとめた表をご紹介します。
硬貨の種類 | 直径(センチ) |
---|---|
10円玉 | 約2.35 |
500円玉 | 約2.65 |
合計 | 約5.00 |
【方法②】5円玉5枚と1円玉3枚を使って測る
もし手元に5円玉と1円玉がたくさんある場合には、この方法もおすすめです。
ちょっと計算が必要になりますが、使い方を覚えておけば便利です。
まず、5円玉を5枚まっすぐに並べると、2.2センチ×5枚で約11センチになります。
そこから1円玉を3枚分(1枚あたり約1センチ)分だけ取り除けば、ちょうど5センチが残るしくみです。
ややむずかしく感じるかもしれませんが、仕組みを知っていれば誰でも使える方法です。
以下に、長さの内訳を表にまとめました。
硬貨の種類 | 枚数 | 合計長さ(センチ) |
---|---|---|
5円玉 | 5枚 | 約11.0 |
1円玉 | 3枚 | 約3.0 |
差し引き | 約5.0 |
【方法③】単2乾電池1本で長さを確認する
家庭にあるアイテムの中で、長さが5センチに近いものといえば「単2電池」があります。
この電池の長さは、だいたい5センチで、とても使いやすいです。
単3電池も似たような見た目をしていますが、こちらは少しだけ長くて約5.05センチです。
なので、5センチぴったりを知りたいときには単2電池のほうが適しています。
ただし、電池は金属でできているため、他のものと一緒に使うときには短絡(ショート)に注意しましょう。
特に電池の端っこ同士がくっつかないように気をつけてください。
電池の種類 | 長さ(センチ) |
---|---|
単2電池 | 約5.0 |
単3電池 | 約5.05 |
【方法④】小指の長さでおおよその5センチを知る
実は、体の一部を使って5センチを知る方法もあります。
その中でも、小指の長さが役に立つんです。
小柄な男性や、平均的な身長の女性の小指の長さは、おおよそ5センチくらいと言われています。
手を広げて小指を見てみると、だいたいの長さが分かってきます。
ただし、人それぞれ指の長さにはちがいがあるので、あくまで目安として使うのがよいでしょう。
一度、自分の小指の長さを測っておけば、次からもっと正確に使えるようになります。
【方法⑤】クレジットカードの短辺を使う
お財布の中にあるカードも、とても役立つ道具のひとつです。
クレジットカードやキャッシュカードの短い辺、つまり「幅」の部分は約5.4センチあります。
これを見れば、ほぼ5センチの長さを知ることができます。
カードを使うときに注意してほしいのは、長辺とまちがえないようにすることです。
長辺は約8.6センチあるので、見た目がちがいます。
以下に、カードのサイズをまとめた表をご覧ください。
カードの部分 | 長さ(センチ) |
---|---|
短辺(幅) | 約5.4 |
長辺(縦) | 約8.6 |
まとめ:身の回りのアイテムで5センチを測ってみよう
この記事では、特別な道具を使わずに、身の回りにあるもので5センチの長さを知る方法をお伝えしました。
硬貨や電池、カードや指など、どれも身近にあるものばかりです。
ちょっとした工夫で、道具がなくても長さの感覚をつかめるようになります。
これからは、ふと「これって何センチくらい?」と疑問に思ったときにも、すぐに自分で確かめられるようになりますよ。
ぜひ今回紹介した方法を参考にして、生活の中で役立ててくださいね。