海外旅行や海外出張に行くとき、忘れてはいけない大切なアイテムがあります。
それが「コンセント変換プラグ」です。
日本の電気製品は、海外ではそのまま使えないことがよくあります。
なぜなら、国ごとにコンセントの形や電圧がちがうからです。
そのため、日本のプラグを海外のコンセントに合うように変える「変換プラグ」が必要になります。
最近では、100円ショップでもこの変換プラグが手に入るようになってきました。
特に、ダイソーではさまざまな種類の変換プラグが売られていて、旅行前の準備にとても便利です。
「100円でほんとうに使えるの?」「すぐにこわれたりしない?」といった不安もあるかもしれません。
また、「セリアやキャンドゥでも売っているの?」という疑問を持つ人も多いでしょう。
この記事では、そんな疑問をすべて解決できるように、100円ショップで買える変換プラグについてくわしく説明します。
さらに、変換プラグとよく似た「変圧器」のちがいや、どこで買えるのかについてもお話ししていきます。
海外で使える変換プラグはどこで買えるの?
海外に行くとき、日本の電気製品をそのまま使うのはむずかしいことが多いです。
理由は、使われている「コンセントの形」が国によってちがうからです。
そのため、海外に持っていくときは、国に合った「変換プラグ」が必要になります。
では、その変換プラグはどこで買えばいいのでしょうか?
いくつかの選択肢がありますので、わかりやすくまとめました。
購入場所 | 特ちょう |
---|---|
100円ショップ | とにかく安く、旅行前にすぐ買える。ダイソーで特に品ぞろえが多い。 |
空港のお店 | 出発前に買えるが、値段が高くなることが多い。 |
家電量販店 | 品ぞろえは多いが、値段はやや高め。実物を見て選べるのがメリット。 |
ドン・キホーテ | トラベル用品コーナーでさまざまなタイプのプラグが買える。マルチタイプもあり。 |
ネット通販(Amazonなど) | 自宅で買える。レビューも見られる。すぐに手に入らないこともある。 |
海外の現地ショップ | その国に合うプラグが手に入ることもあるが、探すのが大変な場合が多い。 |
いちばんのおすすめは、やはりコスパの良い「100円ショップ」です。
中でもダイソーは、多くのプラグタイプを取りそろえているので便利です。
ダイソーの変換プラグは安いだけじゃない!
海外に行くとき、変換プラグを買うなら「ダイソー」がとてもおすすめです。
その理由は、なんといっても値段の安さと手に入れやすさです。
たった100円で手に入るのに、海外でもちゃんと使える品質のものが多いのです。
一方、空港のお店などで買おうとすると、1つの変換プラグが1000円以上することもあります。
また、旅行先で探そうとしても、どこに売っているのか分からなかったり、探す時間がかかったりしてしまいます。
ダイソーなら、旅行前の買い物ついでに気軽に立ち寄れるのもポイントです。
そのうえ、必要なプラグのタイプがわかっていれば、すぐに手に入ります。
もしものときに備えて、2つか3つ買っておくのも安心です。
予備を持っておけば、こわれたときや友だちとシェアしたいときにも便利です。
ダイソーの変換プラグは実際に使えるの?
安いからといって「本当に使えるのかな?」と心配になる人もいるかもしれません。
たしかに、100円の商品には、ばらつきがあることもあります。
一部のユーザーからは、次のような声がありました。
- コンセントにささらない
- 差しこんでも電気が流れない
- プラグの形が大きすぎて合わない
- 抜くのがかたくて困った
こうした問題があるのは事実ですが、多くの人はふつうに使えたという声も多いです。
「100円だったから、もしダメでも気にしない」という意見もよく聞かれます。
安心して使いたいなら、2個以上買って持って行くのがおすすめです。
こわれたときの予備として使えるほか、旅先で誰かに貸すこともできます。
ダイソーで買える変換プラグの種類は?
ダイソーでは、いくつかのタイプの変換プラグが販売されています。
これらのプラグは、行く国によって使う種類がちがいます。
プラグの種類 | 主な使用国や地域 |
---|---|
Aタイプ | 日本・アメリカ・グアム・ハワイ・台湾・中国など |
Cタイプ | フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・インドネシア・シンガポールなど |
Oタイプ | オーストラリア・ニュージーランド・フィジーなど |
CタイプとOタイプは使われている国が多く、旅行用にひとつ持っておくととても便利です。
ただし、イギリスやマレーシア、香港などで使われる「BFタイプ」はダイソーでは手に入りません。
これらの国へ行く場合は、Amazonなどで「マルチタイプの変換プラグ」を買うとよいでしょう。
変換プラグってどんなもの?やさしく解説!
日本の電気製品は、ふつう「Aタイプ」のプラグが使われています。
これは、縦に平行な2本のピンが並んでいるタイプです。
でも、世界にはいろいろな形のコンセントがあります。
国によって形がちがうため、日本のプラグでは差しこめないことがよくあります。
そこで必要になるのが「変換プラグ」です。
変換プラグを使えば、日本のプラグを現地のコンセントに合う形に変えられます。
もし変換プラグがなければ、スマホの充電さえできません。
ノートパソコンやカメラ、イヤホンも使えなくなってしまいます。
ホテルで借りられることもありますが、数に限りがあります。
旅行前に自分で用意しておいたほうが安心です。
変圧器は100円ショップにはないので注意!
「変換プラグ」と似ている名前のものに「変圧器」があります。
これは、プラグの形を変えるのではなく、電気の流れる強さ(電圧)を変えるものです。
残念ながら、ダイソーやキャンドゥなどの100円ショップでは売っていません。
変圧器は高価で、2000円から5000円くらいするのがふつうです。
必要な場合は、Amazonやドン・キホーテなどで買うとよいでしょう。
ドンキでは軽くて旅行用にぴったりな変圧器も売られています。
変圧器って本当に必要?
最近のスマートフォンやノートパソコンなどは、世界中で使えるように作られています。
「100V~240V対応」と書いてある製品は、変圧器がなくてもそのまま使えます。
一方で、ドライヤーやヘアアイロンなどの美容家電は、日本専用の電圧で作られていることがあります。
こうした製品は、変圧器がないと使えなかったり、こわれたりするおそれがあります。
自分の家電が海外でも使えるかどうかは、コンセント部分の表示を見ればわかります。
「AC100V~240V」などと書いてあれば、安心して海外でも使えます。
最後に:海外旅行に行く前に変換プラグと変圧器をチェック!
海外で日本の電気製品を使いたいときは、かならず「変換プラグ」が必要になります。
その中でも、100円ショップのダイソーは手軽に買えるうえに、とても安くて便利です。
ただし、セリアやキャンドゥでは売っていないことがあるので、注意しましょう。
また、イギリスなど特殊なプラグタイプの国に行くときは、Amazonなどであらかじめ購入しておくのが安心です。
「変圧器」も、必要な場合は旅行前にしっかり準備しておきましょう。
自分の持っていく家電がどんな電圧に対応しているか、あらかじめ確認しておくと安心です。
準備をしっかりしておけば、現地でも安心して電気製品が使えて、旅行がもっと楽しくなりますよ!