コリドラスはベアタンクでも飼育できる?メリットとデメリットを解説

コリドラスはベアタンクでも飼育できる?メリットとデメリットを解説
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コリドラスは、砂を掘り返す仕草がかわいく人気の観賞魚です。

ナマズ科の魚の1種であるコリドラスは、おだやかな性質と水槽の底で生活するため、他の魚との混泳できます。

これからコリドラスを迎えようとしている方にとって、ベアタンクでの飼育が可能かどうかは気になりますよね。

この記事ではコリドラスはベアタンクで飼育できるのか?と飼育の注意点をご紹介します。

コリドラスはベアタンクでも飼育できる?

コリドラスはベアタンクでも飼育できる?

ベアタンクとは、底砂やフィルターなど設備を一切入れない水槽のことです。

調査結果によれば、ヒーターは絶対に必要ですが、それ以外の機器についてはなくても大きな問題はありません。

ない状態でも飼育自体は可能ですが、あればより適切な環境でコリドラスを飼育できます。

コリドラスは、水温が20℃を下回ると弱ってしまうため、ヒーターの準備は必須条件です。

もし小さな水槽でヒーターの設置が困難な場合には、パネルヒーターを使用することをおすすめします。

反対に、水温が連続して30℃を超えるような場合には、クーラーを使って温度を調節してください。

ベアタンクのメリット

 掃除のしやすさ

装飾品や底砂が無いおかげで、掃除が格段に楽になります。

底砂のフンの取り除くのに頭を悩ませたことはないでしょうか?

底砂を使わなければ、そうした煩わしさから解放されます。

さらに、水槽をリセットする際にも、水槽を洗浄するだけで充分となり、これもまたメリットの一つです。

水槽内部だけではなく外部の配線も整理しやすく、結果として掃除が簡単です。

病気の予防

完全に病気を予防できるわけではありませんが、効果は期待できます。

通常の飼育環境下では、底砂が汚れを蓄積し、清掃時にその汚れが舞い上がり、魚が病気になることがあります。

病原菌は特に底砂の中で繁殖しやすいため、底砂を使用しないベアタンクでの飼育は病気のリスクを下げる効果があります。

ベアタンクのデメリット

水質維持が難しい

底砂や水草がないベアタンクでは、底砂や水草がしてくれる水質安定化の効果を享受できません。

その結果、ベアタンクではろ過バクテリアの生育条件が整わず、ろ過機能がありません。

これを補うためには水替えを頻繁に行う必要があります。

目立つ汚れ

何もないのでコケや魚の排泄物が水槽内で際立ち、見栄えが悪くなるだけでなく、水質の悪化にもつながります。

定期的な清掃が不可欠です。

コリドラスのもふもふを見る事ができない

底砂を掘り返しながら餌を探すコリドラスの愛らしい「もふもふ」は、彼らの自然な習性の一つです。

しかしながら、ベアタンクではこの行動を観察することができません。

混泳環境のストレスの可能性

穏やかで混泳に適したコリドラスも、隠れ場所がないと常に視界にさらされることでストレスを感じる可能性があります。

混泳する場合は、隠れられるスペースの確保が推奨されますが、ベアタンクではこれが難しいです。

ストレスは魚の健康に悪影響を及ぼすため、飼育環境の見直しや、適切な飼育方法への切り替えが重要になります。

コリドラスをベアタンクで飼育する時の注意点

ベアタンクでコリドラスを飼う場合、最も重要なのはヒーターを設置することです。

飼育を始めたら、魚の健康状態や行動を常に観察しましょう。

この飼育方法に関して大きな問題が発生したという報告はありません。

実際、多数の飼育者がベアタンクでコリドラスをうまく育てています。

ただ、ベアタンクであっても底砂を入れた方が、コリドラスがより元気に泳ぎ回るという報告も多数あります。

コリドラスを飼育する際は、少しだけ底砂を敷くだけでも、底砂はあったほうがいいのでは?と思いました。

もちろん、掃除の手間を考えて底砂がない状態でも、コリドラスは飼育可能です。

まとめ:コリドラスはベアタンクでも飼育できる?

コリドラスをベアタンクで飼育できるのかについて説明しました。

ヒーターを用意すれば、他に特に気をつけるべき点は少なく、飼育は割と簡単に行えます。

ただし、ベアタンクでの飼育にはメリットもあればデメリットもあり、それぞれの飼育環境や好みに応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

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