スープジャーは、お弁当生活や在宅勤務のランチタイムなどに、とても便利なアイテムです。
中にスープやおかずを入れるだけで、温かさや冷たさを長時間キープできます。
朝作ったおかずをそのまま持ち運び、お昼にちょうど良い温度で食べられるのが魅力です。
しかし、そんな便利なスープジャーにも、困ったトラブルが起こることがあります。
それが、「フタが開かない!」という問題です。
いざ食べようとしたときにフタが開かず、焦った経験がある人も多いのではないでしょうか。
本記事では、スープジャーのフタが開かなくなる原因をわかりやすく解説します。
その上で、家庭で簡単にできる解決法や、やってはいけない危険な対処法も紹介します。
さらに、フタが開かなくなるのを防ぐちょっとした工夫もお伝えします。
ランチタイムを快適に楽しむためのヒントがたっぷり詰まった内容です。
ぜひ最後まで読んで、毎日の食事に役立ててください。
なぜスープジャーのフタが開かなくなるの?
スープジャーのフタが開かなくなると、本当に困ってしまいますよね。
じつはこの現象には、いくつかの明確な原因があります。
一番よくあるのが、ジャーの中が真空状態になることです。
それに加えて、腐敗によるガスの発生が関係しているケースもあります。
それぞれの原因を、もう少し詳しく見ていきましょう。
真空状態による密閉
スープなどのあたたかいものをジャーに入れると、最初は中の温度がとても高くなります。
その後、時間が経つと、内部の空気が冷えて収縮していきます。
すると、ジャーの中の圧力が下がり、外との気圧差が生まれてしまいます。
これがいわゆる「真空状態」です。
この状態になると、フタが強く内側に引っ張られてしまい、手ではびくともしないほど固くなります。
まるでペットボトルを冷蔵庫に入れたときに凹むような仕組みですね。
力任せに開けようとすると、手が滑ったり、ケガの原因にもなりますので注意しましょう。
腐敗によるガスの発生
もうひとつの原因は、ジャーの中身が傷んでしまった場合です。
食材が腐ると、微生物の活動によってガスが発生します。
そのガスがジャーの中の圧力を高めて、フタが開かなくなってしまうのです。
特に注意したいのが、30度から40度の温度帯です。
この温度は細菌が活発に増殖する「危険温度帯」と呼ばれています。
夏場や常温放置が長くなると、このリスクがぐっと高まります。
さらに悪化すると、ガスの圧力でフタが突然開いたり、中身が飛び出す危険もあります。
やけどやケガにつながることもあるので、かなり危険です。
すぐ試せる!スープジャーのフタを開ける5つの方法
スープジャーのフタが開かないとき、慌ててしまいがちですが、落ち着いて対処すれば大丈夫です。
以下に紹介する5つの方法を、状況に合わせて試してみてください。
方法 | 解説 |
---|---|
濡れタオルや輪ゴムを使う | タオルを水で濡らしてしぼり、フタに巻くと手が滑りにくくなります。輪ゴムも摩擦力を上げるのに役立ちます。 |
内圧を抜く | スープジャーの機種によっては、空気抜きボタンや小さな穴が付いています。説明書を読んで確認してみましょう。 |
道具を使って回す | ゴム手袋、マウスパッド、シリコンの滑り止めなどを使えば、しっかりとグリップでき、力が入りやすくなります。 |
時間をおく | フタが開かない原因が温度差の場合は、時間が経てば自然に内圧が下がることもあります。数分待ってから再チャレンジ。 |
力を借りる | どうしても自分の力では開かないときは、家族や友人に手伝ってもらいましょう。頼れるときは頼ってOKです。 |
絶対にやってはいけないNG対処法
スープジャーのフタが開かないからといって、焦って無理な方法をとるのはとても危険です。
次のような方法は、ケガや事故の元になるので絶対にやめましょう。
フタをお湯で温める
「熱で膨張させれば開くかも」と思ってお湯をかけたくなるかもしれません。
ですがこれは危険です。
中の圧力がさらに高くなり、フタが勢いよく飛び出してしまうことがあります。
そのときに中身が飛び出して、火傷する可能性もあります。
くれぐれもお湯を使うのはやめましょう。
そのまま放置する
「しばらく置いておけば開くでしょ」と思って長時間放置してしまうのも危険です。
時間がたつと中の食材が腐ってしまい、ガスが発生することがあります。
そのガスでフタの内圧がさらに上がってしまい、余計に開かなくなるばかりか、フタが突然飛ぶリスクもあります。
放置せず、早めに対処するようにしましょう。
フタが開かないトラブルを未然に防ぐには?
トラブルになる前に、日頃から気をつけることで、フタが開かなくなるのを防ぐことができます。
以下の3つの方法を、ぜひ日常的に取り入れてみてください。
予防法 | ポイント |
---|---|
適量を入れる | スープやおかずをギリギリまで詰めると、圧力の変化でフタが開かなくなりやすくなります。適度に空間を残しましょう。 |
フタを軽く開け閉めする | 一度フタを閉めたあと、軽く開けてまた閉め直すだけで、余分な内圧を逃がすことができます。出発前に忘れずチェック。 |
保温ケースを使う | 保温ケースがあると、ジャー内の温度を安定させやすくなります。とくに冬場の冷え対策におすすめです。 |
フタが開けやすいスープジャーの選び方
購入するスープジャーを選ぶときに、以下のポイントをチェックしておくと安心です。
トラブルの予防にもつながりますし、日々の使いやすさも格段にアップします。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
空気抜き機能の有無 | 象印やサーモスの一部モデルには、内圧を逃がす機能がついています。説明書で確認して選ぶと安心です。 |
フタの素材と形状 | 凹凸のあるフタや滑りにくい素材を使ったものは、開けやすさに優れています。 |
電子レンジ対応 | 電子レンジで加熱できるタイプは、内容物をあらかじめ温めすぎなくて済みます。軽くて洗いやすいのも特徴です。 |
最後の手段はメーカーへの問い合わせ
どうしてもフタが開かない場合は、無理に開けようとするのはやめましょう。
力ずくで回すと、フタや本体が変形して壊れてしまうかもしれません。
それだけでなく、手をケガするおそれもあります。
そんなときは、スープジャーを製造しているメーカーに問い合わせてください。
各メーカーは、ウェブサイトや取扱説明書にサポート窓口を掲載しています。
連絡すれば、専門のスタッフが対応方法を教えてくれます。
安心して使い続けるためにも、無理はせずプロに相談しましょう。
まとめ|安心して使うために知っておきたいこと
スープジャーのフタが開かない問題は、ちょっとした知識と工夫で防げることがほとんどです。
まずは中に入れる量や温度に注意し、適切な方法で保温・保存することが大切です。
また、内圧の仕組みや開け方を事前に知っておけば、万が一のときも落ち着いて対処できます。
毎日のランチタイムを、もっと楽しく、もっと快適に。
あなたもスープジャーを正しく使って、美味しい時間を楽しんでくださいね。