赤ちゃんの体重を毎日チェックしたいと思ったとき、まず思い浮かぶのがベビースケールの購入です。
でも、実際には「必要な期間はとても短いし、買ってももったいないかも」と感じる人も少なくありません。
私も最初の子どもを出産したあと、ベビースケールを買うべきかどうか、ずいぶん悩んだことがあります。
特に退院してからすぐの時期は、ちゃんと母乳が飲めているのか、きちんと成長しているのか心配になりがちです。
ですが、実は高価なベビースケールをわざわざ買わなくても、キッチンスケールや家庭用の体重計を工夫して使えば、赤ちゃんの体重を確認することができます。
この方法なら、費用もかからず手軽に毎日の体重変化を見守ることができますし、とても助かりました。
さらに、短期間だけ使いたい場合には、レンタルを利用する方法や、公共施設で無料で測る方法もあるんです。
この記事では、そんな便利でお得な体重測定の方法について、詳しく紹介していきます。
ベビースケールがなくても大丈夫!工夫しだいで体重測定は可能
赤ちゃんの体重を測るのは、「元気に成長しているかな?」と確認するために、とても大切なことです。
特に母乳で育てている場合、どれくらい飲めているかを直接目で見ることができないため、体重の変化が目安になります。
産院では、授乳前と授乳後に体重を測って、その差から飲んだ量を調べます。
でも、自宅で同じように正確に測定するのはなかなか難しいですよね。
それに、ベビースケールはたいてい生後4ヶ月くらいまでしか使わないので、「買ったけどすぐ使わなくなった」という声もよく聞きます。
私は最初の子どもが生まれたとき、体重の変化をこまめにチェックしていましたが、2人目の時はあまり神経質にならず、自然に育てていました。
新品のベビースケールを買うと1万円近くかかることが多いので、使う期間を考えるとコスパが悪いと感じる方も多いはずです。
でも、実はもっと手軽な方法がいくつかあります。
中古で安く手に入れたり、必要なときだけレンタルしたりすることで、費用もスペースも節約できるんです。
キッチンスケールを使った赤ちゃんの体重測定方法
自宅にあるものを活用したいなら、キッチンスケールを使うのがとてもおすすめです。
ただし、普通の家庭用スケールは最大で3kgまでしか測れないものが多いので、赤ちゃんの体重を測るには少し足りません。
10kgまで測れるキッチンスケールを選べば、新生児から数ヶ月の間、十分に対応できます。
用意するもの一覧
用意するもの | 説明 |
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キッチンスケール | 最低でも10kgまで測れるタイプを選びましょう。 |
かご | 赤ちゃんを乗せられる広めで安定したかご。 |
固定用のテープ | かごをスケールにしっかりと固定するために使用。 |
測り方のステップ
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まず、キッチンスケールの上にかごを置きます。
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かごが動かないように、テープで四隅をしっかりと固定します。
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かごの安定性をチェックするために、5kgほどのお米袋などを試しに乗せてみましょう。
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問題がなければ、赤ちゃんをそっとかごの中に寝かせます。
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できるだけ動かないように気をつけながら測定します。
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初めてのときは、もう一人の大人に見守ってもらうと安心です。
この方法はとても経済的で、しかも1g単位で正確に測れるため、ベビースケールの代用品として十分に役立ちます。
体重計を使って赤ちゃんの体重を知る簡単な方法
デジタル体重計が家にあるなら、それを使って赤ちゃんの体重を知る方法もあります。
実際に私もこの方法で、毎日のように赤ちゃんの体重をチェックしていました。
やり方はとても簡単です。
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まず、お母さんが赤ちゃんを抱っこして体重計に乗ります。
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次に、赤ちゃんをおろして、お母さんだけでもう一度体重を測ります。
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抱っこしたときの体重から、お母さんだけの体重を引き算すれば、赤ちゃんの体重がわかります。
メリットとデメリット
項目 | メリット | デメリット |
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手軽さ | 特別な道具は不要。家にある体重計だけでOK。 | 母親の体重変化によって誤差が出ることがある。 |
精度 | おおまかな数値をすぐに把握できる。 | 1g単位では測れないため、細かい測定には向かない。 |
安心感 | 赤ちゃんを抱っこして測れるので安心感がある。 | 赤ちゃんが動くと数値が安定しないことがある。 |
この方法は、日常的にざっくりと体重を知るにはとても便利ですが、より正確な母乳の量などを知りたいときには向いていません。
ベビースケールをレンタルするという選択肢
赤ちゃんの成長に合わせて必要な期間だけベビースケールを使いたい場合、レンタルという選択肢はとても賢い方法です。
レンタルなら、1ヶ月や2ヶ月など短期間だけ借りられるサービスがたくさんあります。
しかも、料金も比較的お手頃で、数千円ほどで利用できます。
購入するよりもはるかに経済的で、必要な時期が終わったら返却するだけなので場所も取りません。
また、レンタル業者によっては、消毒済みの清潔なスケールが届くため、安心して使えます。
赤ちゃんが新生児の間だけ必要という方には、特におすすめの方法です。
無料でベビースケールを使える施設をチェック!
お金をかけずに体重を測りたいという方には、公共の施設を利用するという方法があります。
私も実際にこういった施設をいくつか利用してきました。
施設の種類 | 特徴 |
---|---|
小児科 | 健診のときに体重測定してくれる。スタッフもサポート。 |
保育園・こども園 | 月に一度など、定期的に身長と体重を測定してくれる場合も。 |
保健所・保健センター | 自由に使える時間帯があり、相談窓口もあるので安心。 |
保健師の訪問 | 生後28日以内の訪問で体重・身長を測ってくれる。 |
このように、地域のサービスをうまく活用すれば、安心して赤ちゃんの成長を見守ることができます。
まとめ:育児に無理は禁物。手軽で安全な方法を選ぼう
赤ちゃんの体重をしっかり管理することは大切ですが、無理をして高いベビースケールを買う必要はありません。
自宅にあるものや、無料の施設、レンタルなどを上手に活用して、安心して育児を進めましょう。
代用方法まとめ表
方法 | 特徴 |
---|---|
キッチンスケール | 正確な計測が可能。短期間だけ使いたい場合に便利。 |
体重計 | 手軽でコストがかからないが、正確性にはやや欠ける。 |
レンタル | 必要な期間だけ使えて、コストも保管スペースも節約できる。 |
公共施設 | 無料で利用でき、プロのアドバイスも受けられることがある。 |
赤ちゃんは日々成長していきます。
今は大変に思えるかもしれませんが、数年後に振り返るとすべてが素敵な思い出になっているはずです。
あなたが注いでいるたくさんの愛情は、必ず赤ちゃんに伝わっています。
焦らず、できることから一歩ずつやっていきましょう。
応援しています。