「Amazon Hub」は、外出先で荷物を受け取るのに便利なサービスですが、ロッカーやカウンターを利用する際に問題が発生することがあります。
特にロッカー利用時のトラブルが多く報告されています。
この記事では、Amazon Hubのロッカーで問題に遭遇した場合の具体的な対処方法を紹介します。
また、うっかり荷物を取り忘れて扉を閉じてしまったときの対策についてもご案内します。
Amazon Hubロッカーで荷物が受け取れない4つの主な理由
Amazon Hubのロッカーで荷物を受け取る際、いくつかの問題が原因でピックアップできない場合があります。
主な理由は以下の通りです。
- 受け取り期限が過ぎている
- 施設の営業時間外である
- ロッカーがすでに満杯である
- 荷物がロッカーの対応サイズを超えている
これらの理由を理解し、次回からはスムーズに荷物を受け取れるよう対策を考えることが大切です。
受け取り期限が過ぎている
Amazon Hubのロッカーでは、商品が到着してから3日以内に受け取る必要があります。
この期限を過ぎると、自動的に商品はAmazonに返送され、購入した金額は3～5営業日で返金されます。
商品は再配送されず、再購入が必要となります。時には到着通知が見落とされ、受け取り期限を逃すこともありますので、通知は必ず確認するようにしましょう。
また、期限が切れた後でも、商品がまだ返送されていなければ受け取ることが可能です。
ただし、ロッカーの空きは限られていますので、他の利用者を考慮して、期限内に受け取ることが望ましいです。
施設の営業時間外である
Amazon Hubロッカーは、設置されている施設の営業時間内でのみ使用可能です。
しかし、24時間オープンしている施設や屋外にあるロッカーでは、一年中いつでも荷物を受け取ることができます。
荷物を受け取りに行く前には、必ず施設の営業時間を確認してください。
さらに、施設の定休日は受け取り期限の計算に含まれないため、安心して利用できます。
ロッカーがすでに満杯である
ロッカーが満杯の状態で空きがないと、荷物は一度持ち帰られます。
再配達の際にもしロッカーに空きがなければ、商品は最終的にAmazonに返送され、購入金額は返金されることになります。
そのため、再購入が必要です。
通常、注文時には満杯のロッカーを選ぶことはできませんが、配送の過程でロッカーが満杯になる場合もあります。
ロッカーの使用状況は予測が難しく、特に人の集まる場所では満杯になりやすいです。
ロッカーでの受け取りはキャンセルが不可能ですので、急ぎで必要な荷物の場合は他の受け取り方法を検討することをお勧めします。
荷物がロッカーの対応サイズを超えている
Amazon Hubロッカーは特定のサイズ制限が設けられており、これを超える商品は配送ができません。
商品が小さい場合でも、梱包によっては規定のサイズを超えてしまうことがあるので注意が必要です。
また、ロッカー利用にはサイズだけでなく、以下のような利用条件があります。
主なAmazon Hubロッカーの利用条件は以下の通りです：
- Amazonから発送される商品のみが対象
- 商品の重量は4.5kgを超えないこと
- 最大寸法は幅42cm、奥行32cm、高さ25cm以内
- 定期おトク便や危険物、発売日に配送される商品は利用できない
商品詳細ページに記載されている「出荷元」がAmazonである場合のみ利用可能ですが、「販売元」がAmazonでなくても支障はありません。
ギリギリのサイズの商品は配送できない場合がありますので、商品が確実に届くよう配慮されています。
Amazon Hubを荷物を取らずに閉じでてしまった後の手続き方法
Amazon Hubでうっかり荷物を取らずに扉を閉じてしまった場合、10分以内ならば再度受け取ることができます。
10分を超えてしまった場合の対応方法は異なりますので、Amazonのカスタマーサポートへ連絡をしましょう。
連絡後、カスタマーサービスを通じて返金処理が行われます。
ただし、この場合は扉の再開錠はできないため、注意が必要です。
アプリで「受け取り済みボタン」を押していない状態でも、同様の手続きが必要になります。
Amazon Hubで上段のロッカーから荷物を取る方法
Amazon Hubで荷物を注文する際、「低いスロットに配送する」オプションを選択すれば、高いロッカーへの配送を避けることができます。
もし荷物が上段のロッカーに配送されてしまった場合、Amazon Hubの設備には踏み台がないため、他の人に協力してもらうか、カスタマーサービスへの連絡が必要です。
特に、ロッカーの最上段は高く、身長155cmの人でも届かないことがあります。
日本の女性の平均身長が約157cmであることを考えると、多くの方が取り出しに苦労する可能性があります。
今後は踏み台の設置が望まれる状況です。
Amazon Hubの利用がもたらす4つのメリット
Amazon Hubを使うことのメリットは、以下の4つです。
- 好きな時に商品を受け取ることができる
- 荷物が安全に保管される
- 家族に荷物の中身を見られることなくプライバシーを保つことができる
- 他人との直接的な接触なく荷物を受け取ることができる
これらの特徴により、Amazon Hubは多くのユーザーにとって非常に便利なサービスとなっています。
好きな時に商品を受け取ることができる
Amazon Hubの大きな魅力は、いつでも好きな時に荷物を受け取ることができる点です。
自宅で不確定な時間を待つ必要がなく、自分のスケジュールに合わせて受け取り時間と場所を選べます。
荷物が安全に保管される
Amazon Hubを使用することで、荷物の盗難や損傷に関する心配を減らすことができます。
通常の置き配と異なり、荷物が盗まれたり傷つけられる心配がありません。
Amazon Hubでは、荷物が確実に保護され、安全に保管されるため、利用者は安心してサービスを利用することができます。
家族に荷物の中身を見られることなくプライバシーを保つことができる
自宅以外で荷物を受け取ることができるため、Amazon Hubは家族に内容物を見られることなくプライバシーを保つことができます。
特に秘密にしておきたいアイテムがある場合、受け取りコードを使って自分だけがアクセスできます。
他人との直接的な接触なく荷物を受け取ることができる
Amazon Hubロッカーを利用すれば、誰にも会わずに荷物を受け取ることができます。
外見を気にすることなく、どんな外出時でも自分のタイミングで荷物を手に入れられるため、非常に便利です。
ロッカートラブルを解消！Amazon Hubカウンターを上手に使う方法
ロッカーでのトラブルが気になる方には、Amazon Hubカウンターの利用をおすすめします。
カウンターではロッカーよりも柔軟な受け取り条件が設定されており、ロッカーでは受け取れない商品もこちらで対応可能です。
Amazon Hubカウンターの主なメリットは以下のとおりです：
- 対面での受け取りを実施
- 商品の保管期間は最長14日間
- 配送先の指定方法はロッカーと同じ
- ロッカーに収まらないサイズの商品も受け取り可能
大きな商品も受け取ることができますが、非常に大きい商品、例えば冷蔵庫などは受け取りができません。
ロッカーの使用に不安がある場合は、カウンターの利用を検討してみてください。
まとめ
Amazon Hubの活用とトラブル対応ガイド
- Amazon Hubロッカーでの受け取り期限は、商品が届いてから3日以内です。
- 各施設のロッカーは営業時間内のみアクセス可能です。
- ロッカーが満杯である場合、荷物は一時持ち帰られることになります。
- ロッカーのサイズに収まらない荷物は配送不可となります。
- ロッカーの扉を閉めた後でも、10分以内であれば再度受け取ることができます。
- 上段に配送された荷物が手の届かない場合は、「低いスロットに配送する」オプションを利用すると便利です。
- ロッカー利用に不安がある場合は、カウンターでの受け取りも可能です。
- 2019年に開始されたAmazon Hubはまだ新しいサービスで、使いこなせば大変便利です。
今後ロッカーの設置数が増加することで、利用時の空き問題が解消される見込みです。
利用する際は、事前に詳細を確認し、急ぎで必要な場合はカウンター受け取りが便利です。
