JR東日本およびJR北海道で利用可能な新幹線や特急列車専用のネット限定割引「えきねっとトクだ値」は、お手頃な価格でチケットを購入できるため、非常に人気があります。
費用を抑えて楽しむ旅行は、多くの人にとって大きな魅力となっています。
ただし、予期せぬ事態や悪天候などでキャンセルが必要になることもあります。
その際には、すぐにキャンセル手続きを行い、チケット代金の払い戻しを受けることが大切です。
この記事では、「えきねっとトクだ値」のキャンセル手数料がどれくらいお得なのか、そして払い戻しの手順について詳しくご紹介します。
えきねっとトクだ値のキャンセル手数料
「えきねっとトクだ値」で予約したチケットは、切符を受け取る前と後でキャンセル料が変わります。
切符を受け取る前のキャンセル料
- 新幹線eチケットサービス（お先にトクだ値、お先にトクだ値スペシャルを含む）
- えきねっと特典対象指定席券：320円
- 特典対象外：発売額から割引率を適用した金額（最低560円）
- 在来線（お先にトクだ値、お先にトクだ値スペシャルを含む）
- えきねっと特典対象指定席券：320円
- 特典対象外：発売額から割引率を適用した金額（最低560円）
- チケットレス特急券
- えきねっと特典対象指定席券：320円
- 特典対象外：発売額から割引率を適用した金額（最低340円）
切符を受け取った後のキャンセル料
- 新幹線および在来線eチケットサービス（お先にトクだ値、お先にトクだ値スペシャルを含む）
- 特典対象も対象外も一律560円
受け取る前と後では240円の違いがあります。
チケットを紙チケットに変更後のキャンセルは特に注意が必要で、発売金額の約50％が手数料としてかかる場合があります。
えきねっとトクだ値のキャンセルはいつまで？
えきねっとトクだ値で予約したチケットのキャンセルは、いつからいつまで可能でしょうか？
特に乗車日当日のキャンセルには注意が必要です。
キャンセル可能な期間は、乗車日の1ヶ月前から前日までとなっており、時間帯は朝5時から夜11時50分、さらには深夜0時10分から翌1時50分までです。
乗車日当日のキャンセルについては、紙の切符は列車出発時刻の6分前、新幹線eチケットは4分前まで可能です。
どちらも最終キャンセル時刻は23時50分となっています。
ほとんどのキャンセル手続きはオンラインで行われますが、システムメンテナンス中は手続きができないことがあるため、この点も注意が必要です。
えきねっとトクだ値のチケットキャンセル方法の手順
えきねっとの公式ウェブサイトにアクセスし、ログインした後、トップページ右側にある「JRきっぷ 申込内容の確認・変更・払戻」を選択してください。
- 申込履歴一覧ページに移動し、乗車前の全ての予約が一覧で表示されます。
- 払い戻したい予約の隣にある「申込内容の確認・変更・払戻へ進む」ボタンをクリックします。
- 申込履歴詳細ページで、予約の詳細情報を確認できます。
- 「払戻（取消）する」ボタンを押し、表示される画面で払い戻し内容を再確認します。
- 「この内容で払戻を確定する」ボタンを押して、払い戻し手続きを完了させます。
- 払い戻しが完了すると、えきねっとから確認のメールが送られます。
コンビニエンスストアや金融機関での払い戻しを希望する場合は、払戻完了ページにある「受取方法を指定する」ボタンから手続きを進めることができます。
キャンセルと払い戻しができない場合の注意点
列車が出発した後のキャンセルや払い戻しは、原則として認められていません。
また、クレジットカードでの支払い後の返金は、カード会社によって返金までの日数が異なるため、手続きのタイミングによっては返金が遅れることがあります。
返金がいつ行われるのか不安に感じた場合は、ご利用のクレジットカード会社に直接お問い合わせすることをおすすめします。
まとめ
えきねっとトクだ値を使用する際、チケットレスオプションでは払い戻し手数料が比較的安く設定されています。
キャンセルが必要になった場合は、この手数料が低いチケットレスの払い戻しを活用するとお安くできます。
キャンセルが決まったら、迅速に手続きを行うことが望ましいです。
初めて新幹線に乗る時、何分前にホームに行けばいいのか疑問に思いますよね。
乗車駅が始発駅と途中駅の場合や、指定席と自由席でも変わってきます。
こちらの記事では始発駅と途中駅、指定席と自由席での並ぶ時間の違い、さらに自由席で座るためにはどのぐらい前に並ぶべきかもを詳しく解説しています。
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